スタッフブログ
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- 2023年11月14日 虫歯予防のフッ素
- 2023年11月10日 インプラント周囲炎について
- 2023年11月 1日 プラークについて
- 2023年10月25日 歯の形と役割
- 2023年10月 5日 大変?歯のぐらぐら動揺
- 2023年9月29日 奥歯にかかる力
- 2023年9月26日 歯ブラシの使い方
- 2023年9月20日 誤嚥性肺炎の予防
- 2023年9月20日 歯の着色について
- 2023年9月 7日 型取り
- 2023年8月23日 フッ素について
- 2023年8月 9日 仮歯について
- 2023年7月27日 歯間ブラシについて
- 2023年7月19日 仕上げ磨き
- 2023年6月26日 歯磨剤について
- 2023年6月13日 虫歯より怖い歯周病
- 2023年6月 7日 歯周病と歯肉炎の境界は?
- 2023年5月31日 舌苔
- 2023年5月24日 タフトブラシ
- 2023年5月17日 食後すぐの歯磨き
虫歯予防のフッ素
みなさま、こんにちは。
今日は、フッ素についてです。
フッ素がなぜ虫歯予防に有効なのはご存知でしょうか。
①歯の質を強くします
②初期虫歯で溶かされた歯を再石灰化する作用があります
③口の中にいる雑菌の働きを弱くします
いかがだったでしょうか。
フッ素は、歯磨き粉以外にも洗口水などで手軽に取り入れることが可能です。
できるだけ毎日、歯磨き後に、フッ素入りの洗口水でぶくぶくうがいをするようにしましょう。
インプラント周囲炎について
インプラント周囲炎という言葉をご存知ですか?
インプラントに起きる歯周病を「インプラント周囲炎」と言います。
インプラントは人工の歯だから虫歯や歯周病にはならないと考えている人もいますが、それは違います。
インプラントは人工の歯なので虫歯になることはありませんが、メンテナンスを怠ると歯周病になるリスクはあります。
インプラント周囲炎になってしまうと、歯茎に炎症が起き、顎の骨が溶かされ、インプラントがグラグラしてきます。
そのままにしていると、せっかく外科手術までして埋め込んだインプラントが抜け落ちてしまう可能性のある恐ろしい病気です。
インプラントをトラブルなく長きにわたって使い続けるには、適切なメンテナンスが欠かせません。
ご自宅でのブラッシングを怠ったり、定期検診に行かなかったりすると、口腔内環境が悪化してインプラント周囲炎になるリスクは高くなります。
そうならないためにも予防が大切です。
インプラント周囲炎を予防するには、喫煙者は禁煙をすること、毎日のブラッシング等のセルフケア、そして定期的なメンテナンスが必要です。
当院では他院で入れたインプラントのケアもさせていただきますので、いつでもお気軽にご相談ください。
プラークについて
皆様、こんにちは。
今日はプラーク(歯垢)についてです。
プラークとは、歯の表面に付着している細菌のかたまりです。
白色または黄白色をしているので、目では確認しにくいのですが、舌で触るとザラザラした感触があります。
プラークはネバネバと粘着性が強いため、歯の表面にしっかりと付着し、強くうがいをしても取れません。
プラーク中には、細菌が約600種類も存在しているのです。
①プラークの付着の原因
プラークは口の中の清掃が、十分になされていない歯の表面に形成されます。
②プラークの形成
歯の表面に、唾液の中の糖タンパク成分が膜のように付着します。(ペリクル)
ペリクルに細菌が付着し、定着、増殖することでプラークが形成され、どんどん成長していきます。
③プラーク付着の予防方法
プラークは、むし歯や歯周病などの口の中の様々なトラブルの原因になるため、毎日セルフケアを実行し、歯科医院で定期的なクリーニングを受けて、しっかり除去することが大切です。
1 セルフケア
・丁寧な歯みがきを心がけましょう
・歯と歯の間もしっかりケアしましょう
2 プロケア
歯石や歯周ポケットの中などのセルフケアでは除去できない汚れは、歯科医院でクリーニングを受け、除去しましょう。
気になる事など、何かございましたらお気軽にご相談下さい。
歯の形と役割
こんにちは。
本日は歯の形と役割についてお話しします。
大人の歯は32本で、8種類あります。
ただし1番奥の歯、親知らずと呼ばれている歯がなければ28本です。
歯はいろいろな形があります。
ひとつずつ確認してみましょう。
1番目の歯は中切歯(門歯、切歯) 食べ物をかみ切ったりちぎったりするので中切歯ともいう。
2番目の歯は側切歯 前歯の仲間。
3番目の歯は犬歯(糸切り歯) 八重歯は顎が小さすぎて歯列の外側にはみ出してしまった犬歯のこと。犬歯は歯の中で最も平均寿命が長く、噛み合わせ等に重要な歯。
4番目の歯は第一小臼歯 ここから奥歯。小さい臼歯で臼という感じの通り、食事をすりつぶす役割を持つ。
5番目の歯は第二臼歯 これも小臼歯。
6番目の歯は第一大臼歯 ここから大臼歯。6歳のころに生えてくるため6歳臼歯ともいわれる。噛んだり噛み合わせたりするのに大切。
7番目の歯は第二大臼歯 大きくて頼りがいがある。十二歳臼歯ともいわれる。
8番目の歯は第三大臼歯 親知らずと呼ばれる。大人になってから生えてきたり、生えてこない人もいる。
それぞれの歯が食べ物を小さく切ったり、砕いたりするなどの大切な役割を持っているのです。
歯1本1本大切にしましょう。
大変?歯のぐらぐら動揺
指で歯を挟んで動かしてみると、少し動くと感じた人はいませんか?
歯周病が進行すると歯がぐらぐらしてそのうちに抜けてしまいます。
しかし健康な状態でもある程度のぐらぐら動きはあるのです。
そもそも歯は歯根膜というクッションのような組織に包まれていて、歯槽骨と直接くっついてるわけではありません。
指で動かすと、このクッションの働きでわずかに揺れるようになっているのです。
では注意すべき動揺どんなものかを説明しましょう。
・指で動かさなくても上下の歯を嚙み締めただけで揺れを感じる場合。
・指で前後左右に動きを感じるのではなく、上下に動く感じがする場合。
こういった動揺がある時は、歯周病がかなり進行してると考えられます。
歯はいきなり全部の歯が動き出すことはなく、まず特定の歯が動き出すことが多く
なかでも虫歯でも治療済みでもない歯が動き出したら注意が必要です。
もし思い当たる症状があったらお早めの受診をお勧めします。
奥歯にかかる力
食事をする時、歯や歯茎には意外と大きな力がかかっています。
前歯には約20キロ、小臼歯には約30キロ、大臼歯には約50キロの力がかかっています。
食事だけではなく、様々なシーンで奥歯は私たちの生活に大きく関わってきています。
例えば椅子から立ち上がる時や重い荷物を持ち上げる時など無意識のうちに奥歯を噛み締めていることがあります。
またゴルフやテニス、バッティングなどのスポーツをする時も衝撃を受ける際に奥歯をかみしめるケースが多いです。
スポーツによってはマウスピースの装着を義務付けているものもあります。
つまり力を入れる時の踏ん張りを支えているのが奥歯です。
健康な歯肉と健康な歯牙を持っていれば奥歯というのは大きな力をしっかりと受け止めかたい食べ物もかみ砕く非常に重要な存在ですが、
虫歯や歯周病が進んでしまっていると存分な噛み締めをすることができません。
奥歯は歯ブラシが届きにくい上に前歯より複雑な形態をしており、また上記のとおり力もかかるので虫歯やトラブルが起こりやすいですができるだけ大切にして長持ちさせたいものです。
奥歯を失い、そのままにしておくことは食事がしづらいだけでなく全身のバランスを崩すことに繋がりかねません。
歯ブラシの使い方
歯ブラシを使った磨き方は色々な方法があります。
●縦磨き
歯ブラシのつま先を使った磨き方です。
毛先が届きにくい奥歯の咬合面や奥歯の後ろ側を磨く時におすすめです。
●横磨き(バス法)
歯と歯茎の境目に、歯ブラシのエッジを当てるような感じで当てます。
軽く歯を1本ずつ磨くことをイメージしながら横に5ミリくらいの幅で軽く動かします。
●水平磨き
奥歯の噛み合わせ部分は、歯ブラシを横にして、できるだけ細かい動きにして、歯の表面の溝のたまった汚れを取り除くイメージで磨きます。
いかがだったでしょうか。
歯磨きの方法も様々あるので、自分の歯に合わせた方法試して実践してみてください。
誤嚥性肺炎の予防
ご高齢になると誤嚥は気を付けていても寝ている間に起こりことも多く
完全に抑えることは難しくなってしまいます。
しかし食事の工夫や、口腔内を清潔に保つことにより、ある程度予防することが可能です。
食事を楽しく摂り、健康的な生活を維持するためにも日ごろからのケアに取り組んでみてください。
予防①食べ物を嚥下しやすくする
嚥下とは食べ物を飲み下す一連の動作のことを言います。
人によって嚥下のどこの機能に問題があるかで食べやすい食べ方・食べ物の形状があります。
「ゆっくりよく噛んで飲み込む」を基本に、自分に合った食べ方を見つけましょう。
予防②誤嚥や胃液の逆流を防ぐ体位を取る
胃の内容物が逆流しないように、食後2時間ほどは座って体を起こしておくことが大切です。
また要介護状態でベッドの上で食事をする人の場合でも、食事の際は起こして食事をさせるのが基本です。
ベッドや椅子にもたれかかって食事をするとご縁の危険性が増してしまいます。
予防③体操で嚥下機能を維持
老化と共に低下する嚥下力も、唾液腺マッサージや舌・口・顔体操などによって
ある程度機能を保持することが可能です。
予防④口腔内を清潔に保つ
万が一誤嚥が発生しても、口腔ケアをしっかり行い口腔内を清潔に保ち
細菌数を減らしておくと肺炎を回避することができます。
口腔ケアはとても効果的な予防法のひとつです。
うがい方法
正しいブラッシング
デンタルフロスや歯間ブラシの活用
入れ歯の手入れ
舌の手入れ など
口腔ケアのご希望やご相談があればお気軽にご相談ください。
歯の着色について
こんにちは。
今回は歯の着色についてお話します。
歯の着色はタバコだけではなく、飲食物によっても起こります。
湯のみに茶シブがつくように、歯にもお茶や紅茶、コーヒー、コーラ、ワイン、カレーなどでも着色します。
このような着色は普段の歯磨きだけでは完全に取り除くことができません。
歯科専用の器具で落とすことができるので、気になる方はいつでもお気軽にご相談ください。
型取り
虫歯の治療も終盤になってくると
今日は歯の型取りをしますね と言われることがあります。
冷たい粘土のようなものを口の中に入れたことがある方も多いと思います。
お口の中の形態(歯・歯肉)を模型で再現するために型取りをします。
歯科用語では印象採得といいます。
印象材には色々種類があります。
・アルジネート:もとは海藻の粉です。水と練和して使います。1分ほどで硬化します。
・寒天:再現性はアルジネートより良いですが、強度がないためアルジネートと合わせて使う事が多いです。
・シリコン:再現性に優れています。
また現在はお口の中をカメラで撮影して口腔内情報ををパソコン上に再現する歯科医院も増えてきています。
いかなる材料を使う場合も、精密な印象採得をすることで技工士さんが精度の良いものを作ることに繋がります。
よりよい詰め物を入れるために重要な一過程となります。
フッ素について
こんにちは。
今回は虫歯予防に関して歯を強くする方法について説明します。
フッ素にはどのような虫歯予防効果があるのでしょうか? 主な効果は次の通りです。
1. 耐酸性・結晶性の向上
フッ素が歯に作用すると、歯質はフルオロアパタイトという非常に安定した結晶構造を持つようになります。歯質は強化され、酸に強い歯になります。
2. 抗菌・抗酵素作用
虫歯菌(歯垢)の出す酵素によって酸が作られる過程をブロックしたり、フッ素自身抗菌作用を示します。
3. 再石灰化の促進
唾液中のカルシウムやりん酸を歯にくっつけてくれます。この作用により、初期の虫歯は、治ることがあります。
フッ素には歯を強くする作用がありますが、フッ素だけでは完全な虫歯予防はできません。
日々の歯磨きや定期検診をするとこで虫歯の予防につながります。
甘いものをだらだら食べないようにしましょう。
何か気になることがございましたら
お気軽にお問い合わせください。
仮歯について
今日は、仮歯についてお話ししたいと思います。
①仮歯はどんなふうにできている?
・材質について
仮歯は、耐久性重視する必要がないため、成形しやすく天然歯や金属よりもやわらかい樹脂【プラスティック】でできています。
大きく分けて2種類の材質(MMA系、コンポット系)があり、硬さや見た目に多少違いがあります。
どちらの材質でも、歯や歯茎にやさしい仮歯をつくることが出来ます。
②なぜ仮歯が必要?
・歯の移動を防ぐ
仮歯がないと、歯がないスペースに両隣の歯が倒れ込んできたり、相対する歯が伸びてきたりするため、噛み合わせが悪くなってしまいます。
歯の移動は、意外と短時間でも起こるものです。そのため、作製中の補綴物が合わなくなってしまいます。
仮歯があれば、そういった歯の移動を防ぐことが出来ます。
・さらなるむし歯を防ぐ
歯の表面のエナメル質はむし歯への抵抗力性がありますが、その内側にある象牙質はむし歯対する抵抗性がありません。
そのため、エナメル質に穴があいた状態で長期間(1~2か月以上)治療が続く場合に、仮歯がないと治療中の歯の内側に唾液と一緒にバイ菌が入り、新たにむし歯になってしまう可能性があります。
仮歯は治療中の歯にむし歯ができるのを防ぐことができます。
当院はお盆期間中も診療しておりますので、他院で治療中の仮歯や仮蓋が取れてお困りの場合もご相談くださいませ。
気になる事、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
歯間ブラシについて
どうして歯間ブラシやデンタルフロスを使わないといけないのでしょうか?
歯ブラシのみでブラッシングしただけでは、歯と歯の間は十分磨けない事があり、プラーク
(歯垢)や食べかすが残ってしまいます。
むし歯や歯周病の原因はプラークです。
そこで歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯ブラシでは届かない歯の側面についたプラークや、歯と歯の間に入りこんだ食べかすをきれいに取り除きましょう。
そして、きれいで健康な歯を保ちましょう。
歯ブラシによるブラッシングだけでは、歯と歯の間のプラークは60%しか除去できません。
対して、デンタルフロスを使用すると80%、
歯間ブラシを使用すると85%まで除去できます。
歯間ブラシのサイズはSSSからLまで様々なサイズがあります。
歯間部の大きさと異なるサイズの使用は、歯や歯肉を傷つけたり、ワイヤーが折れて飲み込んでしまう原因になりますので、部位に合ったサイズを選ぶことが重要です。
サイズや歯間ブラシの使い方などわからない事がございましたらお気軽にご相談下さい
仕上げ磨き
乳歯のころから虫歯になることを予防することはとても大切です。
しかし、ただでさえ柔らかく虫歯になりやすい乳歯を守ることはとても大変なことです。
そこで仕上げ磨きがとても大切です。
小さなお子さんは歯の間や奥歯など、歯ブラシの届きにくい場所はあまり上手に磨けないため
仕上げ磨きを1日1回はしてあげてください。
仕上げ磨きをする際は、お子さんの頭をご自身の膝の上に乗せ横になってもらってください。
その姿勢がもっとも口の中をのぞきやすく、磨きやすい姿勢です。
磨く際は仕上げ用の歯ブラシで、歯をしっかりとチェックしながら歯の表裏、噛み合わせる面を
丁寧に磨いてあげてください。
歯ブラシの持ち方は鉛筆を持つようにすると磨きやすいです。
歯の間をしっかり清掃するため、糸ようじやデンタルフロスの併用も大切です。
手鏡を持ってもらい、歯磨きの仕方を見せてあげるのも良いと思います。
最も虫歯になる可能性が高いのが『六歳臼歯』です。
乳歯列の奥に生えてくるため、生えたのに気が付きにくく歯ブラシが届きにくいのが主な原因です。
自分で磨けるようになっても、時折お口の中をチェックしてあげて下さい。
丈夫な永久歯が生えそろった事ができればチェック終了のタイミングだと思っていただくと良いと思います。
歯ブラシは嫌がる子も多く、仕上げ磨きも大変だと思います。
何か気になること、ご相談があればいつでもご連絡ください。
歯磨剤について
皆様、こんにちは。
今日は歯磨剤についてです。
歯磨剤とは、歯磨き粉のことをいいます。
歯磨きの時に、一緒に使用する事で汚れを落とす効果を高めてくれます。
また、薬用成分を含む歯磨剤では、むし歯や歯周病の抑制、予防、口臭除去などの効果を得る事ができます。
目的別に使い分けることで、歯とお口の健康度が高まります。
プラーク(歯垢)をつきにくくしたり、歯の本来の白さを保つ(色素沈着物を除去する)効果などがあります。
歯磨剤の種類
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(旧薬事法)により、歯磨剤は化粧品と医薬部外品に分けられています。
化粧品の歯磨剤は、基本成分だけが含まれていますが、医薬部外品の歯磨剤には薬用成分が含まれており、様々な効能、効果があります。
現在、日本で市販されている90%以上の歯磨剤は医薬部外品です。
使用時の量について
薬用成分(特にフッ素)の配合されている歯磨剤を使用する場合、配合されている薬用成分の働きをできるだけ高めるために、年齢に応じた量(成分で約1g)を使うようにしましょう。
虫歯より怖い歯周病
口腔内の手入れがよくないと歯周病菌が歯と歯肉の隙間から血管内に入り込み様々な悪影響を及ぼすことが分かっています。
歯周病菌は歯の周囲の歯肉や骨をじわじわと壊しゆくゆくは抜歯に至らせることは皆さんもご存知だと思いますが実はそれだけではありません。
歯周病菌は血管内に入り込み全身を駆け巡ります。
ある実験で、血小板の血漿液に歯周病菌を混ぜたところ菌が血小板に取り込まれ
大きな塊を作ったそうです。大きな塊とは血栓を意味します。
外科手術で取り出された血栓や血管内日皮から歯周病菌が検出されることもあります。
つまり歯周病菌は血栓の発生や血管壁を脆くする原因の一つに挙げられているのです。
その他歯周病菌は早産や糖尿病ともかかわりがあることが分かっています。
歯周病を治療することは全身疾患からまもることでもあります。
歯周病は痛みが出ることが少なく気付くのが遅れることがあります。
定期的な歯科検診を受けるようにしましょう。
歯周病と歯肉炎の境界は?
今日は歯周病と歯肉炎の境界につて書きたいと思います。
歯周病は歯を支えている歯槽骨などの歯周組織が細菌によって侵されてしまう病気です。
歯周病は、痛みもなく進行していくき、全身への影響も及ぼすこともあるため、怖い病気です。
しかし、突然歯周病が現れるわけではなく、必ず初期症状があり、健康な歯肉を取り戻すことが可能な時期もあります。いち早く、黄色信号をキャッチするためにも、歯周病の初期段階である歯肉炎との境目を確認する事が大切です。
歯肉炎の症状
歯肉は赤く腫れ、時には出血もあります。痛みがない場合もあります。
歯肉炎を放置していると、炎症はが歯根膜や歯槽骨などの歯周組織へと広がり、どんどん深くなる歯周ポケットの奥
深くで増殖を続けていきます。
そこまで行くと、歯の動揺が始まりぐらぐらしてくことでしょう。
ここまで進行すると、すでに歯周病です。
ちまり歯肉炎は歯周病への一歩です。歯周病になる人には必ず歯肉炎になっています。
歯周病になる前の歯肉炎の段階で踏みとどまっていれば、歯周病になることはないのです。
どうすれば踏みとどまることができるか、それは、定期的な口腔内チェックです。
毎日のブラッシングができているか、プラークや歯石が残ってないか、歯科医院での専門家がチェックしてクリーニングすることで進行はほとんどストップします。
痛くないうちに通うのが歯科医院であることをどうぞお知りおきください。
舌苔
みなさん舌苔という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。
舌苔とは,食べ物の残りかすや舌からはがれ落ちた細胞が口の中の細菌と混ざり.舌の表面に付着したものです。
通常、唾液の分泌によってある程度は自然に洗浄されますが、胃腸疾患があったり、ストレスなどにより口腔内が乾燥すると汚れがたまることもあります。
ただの汚れではなく、口臭や味覚障害にも関係してきます。
実際に舌の上には味覚を感じる味蕾があり、舌ケアをすると塩味や苦味、酸味の感度が変わるそうです。
舌ケアは主に舌専用ブラシや洗口液、歯磨粉、タブレット等あります。
ブラシでのケアは、あまり力を入れず撫でるように磨くことが大切です。
歯と同様に舌もしっかりケアをし、口腔内の状態を清潔に保てるよう意識してみて下さいね。
ご不明なことなどあれば、いつでもご相談ください。
タフトブラシ
こんにちは。今日はタフトブラシについてです。
皆様はタフトブラシをご存知ですか?
タフトブラシは毛束が1つのヘッドの小さな歯ブラシです。
普通の歯ブラシでは毛先が届きにくいところの清掃に適しています。
普通の歯ブラシで磨いた後、タフトブラシでの清掃を追加する事で、磨き残しやすい「歯と歯の間」や「歯と歯肉の境目」のプラーク(歯垢)を効率よく除去することができます。
タフトブラシの使用部位
①奥歯の歯
②前歯の裏
③歯並びが悪いところ
④矯正装置のまわり
⑤被せ物のまわり
⑥抜けた歯のまわり
⑦生えかわり期の生えている途中の歯
タフトブラシの使用後のお手入れは、使用後は流水下でよく洗い、風通しの良いところで保管しましょう。
また取り替え時期は、ブラシの毛先が開いてきたら交換しましょう。
タフトブラシの使い方や、何かご不明な事がございましたらお気軽にご相談下さい。
食後すぐの歯磨き
食べ物を食べた後になぜ細菌が増えるのでしょう。
それはもともと口の中にいる細菌が食べ物に含まれている砂糖を養分として活性化するからです。
その時に排出する強い酸が口の中を一気に酸性に傾けるのです。
酸性化は最近の活性化を示していることにもなります。
口の中の酸性化を低くするには食べ物の食べてすぐに歯磨きをすることがとても有効なはずです。
必ずしも歯磨きをすぐにしたら万全ではないという異議があります。
歯磨きをすることでせっかく分泌された唾液をうがいによって吐き出してしまうからです。
唾液は歯の表面に付いた細菌を洗い流します。
また口の中の酸性化を中性に戻す働きもあり、食事をする前の状態に戻します。
このほかにも虫歯になりにくいような働きをしてくれているため、
さっさと唾液を出してしますのは惜しい気がします。
だからといって歯磨きが不要と言い切ることもできません。
食べかすを綺麗にするのはブラッシング、
唾液の作用は歯が汚れていては効力を発揮できないので
唾液の役割を邪魔せず気持ちのいい歯磨き習慣を身に着けることがベストです。