スタッフブログ

鼻呼吸と口呼吸

本来呼吸は鼻で行われるものですが、鼻炎や風邪をひいている間は口に呼吸を頼ってしまいます。

それが口呼吸です。

最近習慣的に口呼吸をする人が増えつつあり問題になっています。

鼻には外気の温度や湿度を調節して肺へ送る大切な働きがあります。鼻腔で空気中のごみを取り除き、そして35%~80%の範囲で湿度を調節してきれいな空気を肺へ送りこんでいるのです。これをせずに口で呼吸をすると空気中の細菌やウイルスが直接喉に入ってしまいます。鼻は加湿器であり、フィルターでもあるのです。

また口呼吸ではつねに口を開けていることになりドライマウスの状態になります。ここで唾液の分泌を妨げることになります。そればかりか顎の骨の変化を誘い、歯並びへ悪い影響を与えます。

そのうえ呼吸しやすい恰好へと姿勢が歪んできます。下あごを下げ舌を前の下方へ位置させ頭を後ろに傾ける姿勢です。もちろん正しい姿勢ではありません。口呼吸が歪んだ姿勢をつくり、この歪んだ姿勢が成長過程で顔のかたちまで変えるおそれもあるのです。

もし口呼吸の習慣があると気が付いたら、意識して口を閉じ鼻で呼吸をするようにしましょう。

鼻づまりなど、鼻を原因とする病気があればぜひ治療して治して下さい。

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歯医者での治療と食品アレルギー

皆さんこんにちは。本日は、歯医者での治療と食品アレルギーの関連について説明させていただきます。

初めて行った歯医者では、初回の治療の前にアンケートをお願いされることが多いと思います。

「どこが痛いですか?」「いつから痛みがありますか?」「持病はありますか?」等、ほとんどの項目は患者様から見ても何のために聞かれているかわかりやすいと思いますが、その中に「食品にアレルギーはありますか?」という問いがある場合があります。歯医者の治療と食品アレルギーにどのような関連があるのでしょうか?

理由はいくつかありますが、その答えとして最も大きな物が「ラテックスアレルギー」です。

ラテックスアレルギーを持っている場合、歯医者の現場で頻用されるゴム製のグローブでアレルギー反応を起こしてしまう場合があります。そして、アレルギー反応が起こってしまえば最悪の場合アナフィラキシーショックという大変危険な症状が出て、命に関わることもあり得ます。

このアレルギーの原因は天然ゴムに含まれるラテックスというタンパク質なのですが、似たような形状のタンパク質でも同様のアレルギー反応を起こしやすい特性があります。

その似たような形状のタンパク質を持つ物が、アボカド・バナナ・イチジク・メロン・マンゴー等のフルーツです。これらのフルーツにアレルギー反応を示す人はラテックスにも高い確率で反応してしまいます。この特性のため、ラテックスアレルギーは別名「ラテックス・フルーツ症候群」とも呼ばれています。

その他にも、一部の薬品は大豆等の食物由来の成分を使用しており、アレルギーをお持ちの方に使用すると非常に危険です。

このようなアレルギーによる事故を未然に防ぐために、歯科治療の際にも食品アレルギーの情報は非常に重要となります。

以上が、病院で食品アレルギーを聞かれる理由です。

また、食品以外にも花粉症など、様々なアレルギーが世の中には存在するので、もし何か心配なことがありましたら、治療の前に教えていただけると幸いです。

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仮歯について

今日は、仮歯についてお話ししたいと思います。

①仮歯はどんなふうにできている?

・材質について

仮歯は、耐久性重視する必要がないため、成形しやすく天然歯や金属よりもやわらかい樹脂【プラスティック】でできています。

大きく分けて2種類の材質(MMA系、コンポット系)があり、硬さや見た目に多少違いがあります。

どちらの材質でも、歯や歯茎にやさしい仮歯をつくることが出来ます。

②なぜ仮歯が必要?

・歯の移動を防ぐ

仮歯がないと、歯がないスペースに両隣の歯が倒れ込んできたり、相対する歯が伸びてきたりするため、噛み合わせが悪くなってしまいます。

歯の移動は、意外と短時間でも起こるものです。そのため、作製中の補綴物が合わなくなってしまいます。

仮歯があれば、そういった歯の移動を防ぐことが出来ます。

・さらなるむし歯を防ぐ

歯の表面のエナメル質はむし歯への抵抗力性がありますが、その内側にある象牙質はむし歯対する抵抗性がありません。

そのため、エナメル質に穴があいた状態で長期間(1~2か月以上)治療が続く場合に、仮歯がないと治療中の歯の内側に唾液と一緒にバイ菌が入り、

新たにむし歯になっしまいます。

仮歯は治療中の歯にむし歯ができるのを防ぐことができます。

気になる事、ご質問等ございましたらお気軽にお聞きください。

ご来院お待ちしております。

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歯を失った後の歯医者での処置について

みなさま、こんにちは。

今回は、歯を失ってしまった場合のその後についてお話ししたいと思います。

まず、歯を失った場合のその後の変化についてです。

みなさまの中にも、例えば奥歯が一本抜けていても見た目はそんなに気にならないし、他の歯でも噛めているからとそのまま放置している方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、失ったまま放置しておくと、その歯に噛み合わせで対応していた歯が伸びてきたり、左右の歯が空いたスペースに倒れ込んできたり移動してきます。そうなると、徐々に他の噛み合わせもおかしくなってきます。これらの事を防ぐには、失った部分を補うための治療が必要になってきます。

失った歯を補う方法には入れ歯、ブリッジ、インプラントの3種類があります。

もっとも多く使われているのが部分入れ歯かブリッジです。ブリッジは抜けた歯を両脇の歯で支えるという方法です。しかし、この両脇の歯に対する負担は、ゆくゆくその歯をぐらつかせることになります。つまり、一本の歯の喪失は、次の歯の喪失を招くという連鎖現象を引き起こしかねません。

その点、インプラントはそれ自身が独立に植立した人工歯なので他の歯に負担をかけずに、もう一度失くした歯を取り戻し、噛む機能を取り戻す唯一の方法です。

もし、歯を失ってそのまま放置しているところがある方は、お早めにご相談ください!

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