スタッフブログ

口臭について。

口臭の種類は大きく三つに分類され、Ⅰ.真性口臭症(実際に口臭が認められる状態)、Ⅱ.仮性口臭症(実際に口臭がないのにあると思い込んでいる状態)、Ⅲ.口臭恐怖症(精神疾患の一種であり、治療や説明を行っても改善が期待できない場合のもの)に大別されます。

また、真性口臭症は、①生理的口臭・・・起床時、空腹時、運動時、緊張時、疲労時、月経時などに誰にでもみられる口臭

②病的口臭・・・原因となる病気があり、そのために口臭が発生している状態

に分類されます。

病的口臭のうち、主な原因は口腔内によるものと言われ、歯周炎・舌苔・重度のむし歯や不適合補綴物・多量のプラークや歯石の沈着など、口腔乾燥も原因となります。

さらに、頻度は少ないものの耳鼻科疾患などの全身疾患が原因で口臭が発生することもあります。鼻咽腔疾患(慢性副鼻腔炎)、消化器疾患(胃潰瘍)、呼吸器疾患(肺結核)、代謝系疾患(糖尿病、肝硬変)などが挙げられます。

定期的に口腔ケア(クリーニング)を受けて頂くことは、むし歯や歯周病のケアはもちろんのこと、口臭などにもいい影響を及ぼしてくれると言えます。

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歯周病の検査について。

皆さん、こんにちは。

今日は衛生士さんがする歯周病の検査について具体的に何を調べているのか説明していこうと思います。

まず検査に用いる道具として『プローブ』という先が尖がった道具を用います。患者様によっては歯周病検査を経験した事がある方は、歯ぐき周りにこのプローブを挿入して調べていきますのでその都度チクチクする感じがあると思われます。

この作業により、「歯周ポケットの深さ」を計測しています。歯周病はわかりやすく言うと骨の病気です。よく歯茎が腫れて歯肉の病気と思われる方もいらっしゃいますが、実際は歯周病細菌(歯石)が歯に付着することで歯の周りにある骨を溶かし、支えとなる骨の量が減少していき結果として歯の動揺を引き起こしていきます。

その歯の周囲にある骨の吸収具合を計測するために、プローブを用いて計測しています。患者様には施術時に苦痛の方もいらっしゃると思いますが、そういう理由があるためにご理解ご協力の程宜しくお願いします。

その他には、歯肉の退縮量(正常な位置からどのくらい下がっているのか?)、歯牙の動揺度、根分岐部病変(奥歯の歯は単根ではなく複数根から成り立っており、歯石は特に分岐している部位に付着しやすい為)、プローブを用いた検査の際の出血の有無、角化歯肉の幅のチェック などを検査しています。

上記の診査を行ったうえでどこが悪いのか把握し、その部位に対して徹底的にアプローチしていくことで少しでもご自身の歯を長持ちさせることができるので、患者様、当医院のスタッフが一つのチームとなってチームプレイで協力し頑張っていきましょう。

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ラミネートべニア

「歯の形を変えたい」「前歯の隙間をなくしたい」などの症例のほかにも、「歯がねじれて生えている」「引っ込んでいる」などの治療のほか、エナメル質の薄くなった歯を補強したり、虫歯治療の時に用いられる審美治療としても使われるようになりました。

歯の形を変える審美治療としては、他にもクラウンを被せる方法がありますが、この場合、一般的には、神経を含めた歯根の治療に伴って、天然の歯冠の代わりに美しい人工歯冠が必要になった際に用いられることがほとんどです。クラウンを被せるには、歯質を大幅に削らなければならないため、健康な歯に用いるには向かない面があります。

それに対してラミネートべニアの場合は、比較的健康な歯に用いられる治療法です。

理想的な色と形に近づけるために必要最小限だけ歯質を削り、大切な歯質を最大限に残すことができるため、治療介入の少ない審美治療としても、大変注目されているのです。

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