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型取り
虫歯の治療も終盤になってくると
今日は歯の型取りをしますね と言われることがあります。
冷たい粘土のようなものを口の中に入れたことがある方も多いと思います。
お口の中の形態(歯・歯肉)を模型で再現するために型取りをします。
歯科用語では印象採得といいます。
印象材には色々種類があります。
・アルジネート:もとは海藻の粉です。水と練和して使います。1分ほどで硬化します。
・寒天:再現性はアルジネートより良いですが、強度がないためアルジネートと合わせて使う事が多いです。
・シリコン:再現性に優れています。
また現在はお口の中をカメラで撮影して口腔内情報ををパソコン上に再現する歯科医院も増えてきています。
いかなる材料を使う場合も、精密な印象採得をすることで技工士さんが精度の良いものを作ることに繋がります。
よりよい詰め物を入れるために重要な一過程となります。