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麻酔について

今日は、麻酔についてお話したいて思います。

◆歯の局所麻酔の種類◆

局所麻酔というのは、範囲が限られた場所に使用する麻酔のことで、3つの種類あります。

◎表面麻酔

表面麻酔は、麻酔の注射をする歯茎の表面部分にかける麻酔で、皮膚の粘膜の近くを麻痺させ、注射の痛みを軽減させます。全く痛くなくなるわけではありませんが、針を刺すときの痛みを感じなくするのに有効な方法です。膿瘍切開や、歯石のクリーニングなどにも使用します。

◎ 浸潤麻酔

浸潤麻酔は、痛みを取りたい部分に麻酔薬を注射する方法で、歯医者さんで最も一般的に行われています。粘膜下、歯肉に注射し骨内に薬をしみこませて神経を麻痺させます。虫歯の治療、抜歯、神経の治療、インプラント手術、などに使用します。

◎伝達麻酔

伝達麻酔は、神経が分かれる部分に少量の麻酔を注射することで、治療をする場所から離れた部分まで広範囲を麻痺させることができます。麻酔がききにくい骨が厚い下あごの奥歯の治療をするときに、浸潤麻酔に加えて使用されることが多いです。


※麻酔がききにくい場合がある

麻酔がまるできかないということはありません。しかし体質や症状、その時の精神状態、場所などによって麻酔がききにくいことがあります。


◎歯茎に炎症がある

歯周病などによる歯茎の腫れがあるとき、膿がたまっているとき、神経が炎症を起こしているときなどは麻酔がききにくいです。

◎お酒をたくさん飲む人

麻酔とお酒とはあまり関係ない、もしくは解毒作用が活発なので麻酔薬も解毒してしまい麻酔がききにくい、など諸説あります。しかし、飲酒習慣だけでなく患者ひとりひとりによって麻酔の必要量は違います。状態に合わせて適切に調整できるので心配ありません。

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