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ペットも人間も

先日患者さんから「うちの猫が歯周病でね。全身麻酔して6本もを歯を抜いたのよ」という話を伺いました。

異変に気づいたきっかけは口臭と食欲低下だそうです。
数匹の猫を飼っているそうですが、他の子と比べて舐められた時の臭いが違ったのだとか。
それでも最初は「あれ?」程度で重くは考えていませんでしたが、食欲がなくなってきた事が心配で病院に連れて行ったところ、歯周病が発覚したそうです。
猫の永久歯は30本で人間の永久歯32本(4本の親知らず含む)とあまり変わりませんから、一気に5分の1の歯を失ったと考えると...
抜いた歯の場所にもよりますが、かなり食事をしにくくなる事が予想され心配です。
その患者さんに猫の歯周病予防について伺ったところ「歯磨き」とのことでした。
犬の歯磨きは聞いたことがありましたが、猫にも必要とは驚きです。と同時に、基本的な所はペットも人間も変わらないのだなとも思いました。
現代の日本人で、歯磨きをしていない人なんてほとんどいません。
でも歯磨きは毎日のことですし、歯磨き以外にもしなければいけない事はたくさんあります。
磨き残しを全くせず完璧に自分の歯を磨き続けることなんて、歯科医療に携わってる私たちでも難しい話です。
そこで大切なのが、歯科医院での定期健診&クリーニングです。
それぞれのお口の状態やお手入れの仕方などで多少の前後はありますが、ワンシーズンに1度くらいで通える習慣ができれば、良いお口の状態を保てるのではないかと思います。
季節は秋になりました。
衣替えと同時に、歯の定期健診&クリーニングもしてみませんか?
スタッフ一同、みなさまのご来院をお待ち申し上げております。

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