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歯の構造

歯の構造と名称を知っておくだけでより治療がスムースに進むと思います。

現在通院中の方も、これから受診する予定がおありの方も是非このイラストを

参考に構造だけでも覚えていただけたら幸いです。

図1.png

「エナメル質」
歯冠部をおおう人体の中で硬い組織です。いったん崩壊してしまうと自然治癒しません。

「象牙質」
エナメル質の下の層にある組織です。エナメル質より柔らかく、ここに虫歯が到達しますと進行が早いです。象牙質に刺激が加わりますと痛みを感じます。象牙質は歯髄側では僅かに再生能力があり、歯髄を保護するように働きます。

「歯髄」
いわゆる「歯の神経」と呼ばれるものです。歯髄には神経線維のほかに、小動脈や小静脈などの毛細血管、リンパ管を含んでいます。「歯の神経を抜く」といった場合、これらの組織をすべて取り除きます。これを専門用語で「抜髄」(ばつずい)と呼んでいます。

「歯根膜」
歯根と歯槽骨をつなぎとめながらクッションのような働きをする他、感覚受容器としても働きます。

「歯槽骨」
歯根を支えている骨です。この歯槽骨が吸収して無くなっていく病気を歯周病といいます。吸収した歯槽骨は再生療法と呼ばれる治療を行わないと再生しません。再生療法を行っても100%元の状態にはなかなか戻せないのが現状です


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