禁煙します?
こんにちは
私のタバコがいらない生活も23ヶ月がたちます
初めはタバコを吸う夢を見たりしましたが
いまは、この生活が普通になってきました
さて、歯周病とタバコの関係は深く
喫煙者とノンスモーカーを比べた文献は沢山あります
・歯周病のかかりやすさ 3〜4倍(Haber 1992)
・4?以上のポケットの深さ 2倍(J.Perio 2000)
・非外科療法の反応 良好ではない(J.Clin.Perio 1994)
・薬剤の局所投与 効果は少ない(Kinane,Radmar 1997,Palmer 1999)
このように、喫煙は歯周病のリスクになることは、
事実であることは、はっきりとわかってます
禁煙する事は歯周治療を成功に導く重要な要素です
歯周病は死に至る病気を引き起こす原因にもなります
そろそろ、禁煙しませんか?
歯周病認定医2
こんにちは
前にもブログで書いたのですが
私は歯周病認定医の資格を取るために勉強会に属してます
通常は、歯周病指導医がいる歯科医院で(ほとんどは大学病院で)
3年間勤めないと、受験資格すらないのですが
現在参加させて頂いている勉強会に、3年間出席する事を条件に
受験資格を認めてもらえるということで、頑張って勉強させてもらってます
(もちろん、受験資格だけで、その後にチャント試験が待っているのですが)
毎回、持ちまわりで発表しているのですが、
今回は私の番で今月は診療後に、資料作りにいそしんでました
基本的には、その勉強会で使用している本にそっての発表なのですが
その内容をより充実させるために、色々な本を読んだり、
海外の文献をあさったり、かなり多忙な生活をしてました
科学的にしっかりした治療の文献を読むと
自分の臨床に照らし合わせてみたり
そのなかで、新しい発見があったりもして
忙しいなかでも、知識の追求を楽しみながらできました
人前で発表する為には、深いところまで理解していなければなりませんし
このことにより、再び勉強するところもあり、すごく勉強になりました
このように、発表する事は自分をレベルアップさせるためにも
良い機会だったと思いますし、今後も発表出来るチャンスに対して
尻込みせずにトライしていこうと思いました
(準備は鬼のように大変ですが)
発表内容は、近々このブログにでも書かせて頂きます
マニアックなとこもありますが、わかりやすく書きますので
ぜひ、読んでみてください
予防歯科
現在の日本ですが、実は『虫歯大国』という、レッテルがはられているのをご存知ですか?
虫歯の原因とされる糖類の摂取量は欧米諸国と比べて少ないのに、虫歯はとても多いのです。
その上、国民全体の7割以上、45〜54歳では何と9割近くの人が歯周病・歯肉炎を発症しています。
そこで今日は当院でも力をいれている『予防歯科』についてお話しようと思います。
一般的に歯を磨くだけが「予防」と考えてる方が多いですが、これは間違いです。
現代の歯科医療が目指す「予防」は、お口の条件をととのえて虫歯にならないようにすること、よく手入れされた健康な歯肉を保つことです。
虫歯も歯周病も「生活習慣病」といわれています。虫歯になったら歯を治療しても、原因を取り除かずにそのまま放っておいたら、また虫歯になります。歯周病も、生活習慣を改め、定期的にプロのクリーニングを受けて、原因除去に努めなければ、再発を繰り返してしまいます。
なぜ虫歯になったのかを分析する、なぜ歯周病が繰り返されるのかを分析することが必要です。それらの結果をもとに、磨き方が悪かったのなら正しい磨き方の指導を、食生活に原因があれば正しい食事指導を行うことも「予防」です。
そして何より「予防」にかかせないのは、病気の原因となる細菌を除去しお口の状態を良くする、プロによる定期的なケアなのです。
当院では患者様一人一人からお話をじっくり聞き、その人の生活環境に合う、それぞれの予防プログラムをご提案しております。
ご相談ください♪♪
再生療法について
こんにちは
先日、当院で再生療法のオペを行いました
歯周病に罹患した為に、骨の吸収を伴った患者さんで
このままですと、遅かれ早かれ抜歯になってしまうため、
再生療法により、歯周組織の再生を期待してのオペでした
組織は、細胞と成長因子と足場となるマトリックスによって再生されます
色々な成長因子(豚の歯由来や人の血液由来)があり
色々なマトリックス(人由来や牛由来、サンゴ由来まで)がありますが
歯周病による骨欠損と歯肉退縮の治療を目的として開発された、新しい世代の再生治療材料を使用しました
以前までは、日本で主流の再生療法の材料を使用してましたが、
期待通りの再生を得られないこともあり『こんなものなのかな...』と思ってましたが
2008年にミシガン大学において、より高い成功を導くための使用方法を教わっており
昨年、私がこの材料を使用した患者さんの予後が良いこともあり
今回のオペの時に使用する事を患者さんと話し合って決めました
どのような材料なのかと言いますと(マニアックな話ですが)
通常、人間の血小板には、多くの成長因子がふくまれるため、再生療法の分野では注目されていました
簡単に言えば、血小板が多くあれば、その中にある成長因子の量も当然多くなり
組織再生もしやすくなるというしくみです(単純に言い過ぎですが)
さて、今回の材料に含まれている成長因子は以前、日本でも流行ったPRPと言うもの(通常血液の338%〜830%の血小板を含む)
このPRPに含まれている成長因子PDGFの量が1000倍以と言う、rhPDGF(血小板由来増殖因子)と
マトリックスとして、生体内で吸収されるバイオセラミックスを混ぜて使うものです
利点として、100%人工合成材料のため病気をもらうリスクがないこと
そして、高い再生率があるため使用しました
後は術後の感染に気をつけて、組織再生してくれることを祈るだけです
今までは、歯周病等により歯と骨の保存が難しい症例も
再生療法という、新しい選択肢により、残せる場合も出てきました
もちろん、すべての症例に適応できわけではありませんが
今までならば、残す事が出来なかった症例も、
メンテナンスによる現状維持だけで、根本的な治療が出来なかった症例も
より良い予後をむかえられる可能性が出てきました
興味がある方は、スタッフや担当医までお尋ね下さい
本日の再生療法( GBR)
本日は、再生療法のオペを2件行いました。
1件は、前歯の根がひび割れてしまった歯を抜歯し、そのまま抜いて空洞になってしまったところに骨補填材を入れ、顎の骨の再生を促す処置を行いました(ソケットプリザベーションといいます)。
唇側には、顎の骨の裏打ちのない状態でしたので、そちらにはある一定時期で吸収する膜をアイスクリームのコーン型の様にしてひいてから骨補填材をお入れしています。
その後、ブリッジやインプラント‥
どちらにしようと必ず顎の骨が必要になってきます。先々のことを考え、その下準備も併せて行いました。
もう1件は、歯の根の付け根の分岐の部分が歯周病によって露出してきてしまったところを再生させるという処置でした。
この付け根の部分にまで、歯の頭の部分のエナメル質という組織が延びていたことが大きな要因だったようです(通常はそうではありません)。
エナメル質には、歯肉はくっつきませんので‥
常に細菌の入りやすく、取り出しにくい構造をされていたわけです!
このままでは、月に一度歯科医院で洗浄していても歯周病が進行しまう状態でした。
根本的に治す為に特殊な器具で慎重に根の部分のエナメル質を除去をし、感染物も取り除き、洗浄をしてから骨補填材を入れました。
こちらは、通常人間の骨再生能力のおよそ1000倍の再生力があるとのデータが出ています。
他の材料には含まれていない特殊な成分が入っている為です。
あとは、お二人の治りを待ちます。
この医療の進歩に深く感謝をしてしまいました。
先人達の積み重ねた研究やデータが私の目の前のひとりの方を助けることが出来る‥
感慨深いものがありました。
医療の進歩は、まだまだ発展途上でしょうが歯科衛生士の私も歯科医師と同じ知識を持ってアシスタントに臨むよう、今後も知識と技術の向上に励むばかりです!
糖尿病と歯周病
こんにちは
今日は全身疾患と歯周病について書きたいと思います
歯周病を悪化させる全身疾患はいろいろありますが
今日は糖尿病と歯周病についてです
医学的にはかなり古くから(100年前です!)言われてます
(歯周病と糖尿病の関係は1899年にGrunertによって示されています)
日本では糖尿病が疑われる人が820万人、可能性がある人が1050万人と
成人の5〜6人に1人は糖尿病、又は、発症前状態であるのです
糖尿病は、慢性の高血糖と、糖・脂質・タンパク代謝の障害を生じるひとつの症候群です
難しい話になりますが、高血糖状態の持続に起因して好中球の機能不全
コラーゲン合成阻害、AGE(最終糖化産物)による炎症性組織破壊、
微小循環障害、過剰な免疫応答などが、歯周組織に影響をあたえ
歯周病を増悪させる可能性が考えられてます
このように、糖尿病のコントロールが悪いと、歯周病を悪化させることは
十分な症例数(400例以上)の上で考えられてますし
逆に歯周病治療によって、糖尿病の状態は有意に改善した文献もあります
当院では口の中だけでなく、全身疾患に対しても知識を持ち、
来院された患者さんに、より安全で、より良い成果を出せるように
日々、研鑽を積んでいますので、
安心して歯科治療を受けて頂ければと思います。
☆アンチエイジング☆
人生の最後まで、健康で元気に楽しく過ごしたい
と誰もが願っていると思います。
調査結果によれば、残っている歯の本数が多い人ほど元気で自立しています。このことからも、自分の歯でしっかり噛んで食べることが、元気な体をつくっているとわかります![]()
お口の中の健康を考えたとき、ほとんどの方は虫歯や歯周病の症状を気にします。しかし、それらの原因である歯垢(プラーク:細菌のかたまり)1ミリグラムの中に含まれている約1〜2億個の細菌や膿を、毎日飲み込んでいることには無関心でいます![]()
近年の研究は、お口の中の細菌が血液や歯周組織から体に入り込み、全身疾患の発症に関係していると警告しています。これらについて当院も勉強会を開き、ドクター、スタッフ皆で勉強しています。
全身の健康維持に、プラークの除去はかかせません!!
プロによるチェックとお手入れを定期的に受け、お口の中の清潔を保ちましょう。お口のケアは、アンチエイジングの基本です![]()
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