カテゴリ: 医院ブログ

口内炎

本日は口内炎についてです。

口内炎とは体力が弱った時や疲労が激しい時、胃が弱っている時、熱を出した時などに起こります。

最も一般的なのはアフタと言われる白くて丸い潰瘍です。

頬や唇の内側などにできます。

アフタは辛い物や熱いもの、果物の汁などにしみて、小さくても痛みます。

とくに治療しなくても数日か長くても2週間以内に自然治癒します。

しかし、大きいものになると1.2ヶ月かかるものもあります。

 

もし口内炎ができた時は、刺激物を避け、口の中を清潔に保つことが大切です。

刺激の少ないうがい薬を使用するのも良いでしょう。

 

いつもと違和感を感じる口内炎であれば、迷わず歯科医の診療を受けましょう。

体力の異変、疲労、ストレスの度合いも改めて確認が必要です。

 

治療方法としては、ステロイドの軟膏を塗布したりレーザーで焼く方法があります。

 

また、義歯性口内炎といって、入れ歯の下にたまった食べかすに細菌が繁殖して起こるものもあります。入れ歯になったとしても、口内の清掃は変わらずに必要です。

 

口内を清潔に保ち、口内炎を防ぎましょう。

いつもと違う口内炎で違和感を感じた際には早めの診療をお待ちしております。

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舌苔の取りすぎに注意

舌の色や状態は、健康状態を知るバロメーターです。歯磨きをする時、時々見てみましょう。舌苔の色には個人差があり、正常な場合でも異なる場合があります。例えば、たばこを吸う人は黄色みが強くなったり、コーヒー好きな人は色素沈着があったりします。しかし、胃の調子が良くない時は、舌苔は厚くなり、いかにも健康でない様相になります。気になるのはこの舌苔が細菌に分解されると悪臭を発することです。ただ、過剰な除去作業は舌苔の根本的な解決にならず、かえって傷めることにもなります。

舌苔や口臭にお悩みの方や、何かご不明な事がございましたらお気軽にご相談下さい。

新宿 歯医者|新宿パークタワー歯科

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舌の働きについて

皆様、こんにちは。

今日は舌の働きについてです。

 

舌には、食べ物を取り込む、飲み込む「咀嚼、嚥下機能」、発音する「構音機能」、食べ物の味を感じる「味覚機能」の3つの重要な働きがあります。

 

①咀嚼、嚥下機能

食べた物が、喉から食堂、胃へ送り込まれること、飲み下すことを嚥下といいます。

舌は口の中にある食べ物を上手に食道に送り込む重要な働きをしています。

 

②構音機能

話しをしたり歌ったりする時には、舌を動かして音を作っています。

カ行では舌の奥、タ行では舌の前方、ラ行では舌の先端を動かして発音しています。

 

③味覚機能

味は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味が絡み合って構成されます。

この味は味蕾で感じます。

舌の機能が低下すると、味の感じ方も変化することがあります。

また、舌に汚れがたまると味を感じにくくなることがあります。

 

 

 

 

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歯の寿命と手入れ

歯には色々な形と用途があります。

統計をとるとそれぞれの歯に寿命の違いがあることも分かります。

 

最も平均寿命の長い歯は下顎の犬歯で66~67年ほどです。

一方最も寿命の短い歯は下顎の第一大臼歯(六歳臼歯)で50年ほどです。

この歯牙の平均寿命は年々伸びている傾向があるようなので歯磨きや歯科治療の意識は高まっているようです。

また戦後どの年代を見てもヒトの平均寿命は男性より女性の方が長いのに対し

歯牙の平均寿命については全ての種類の歯の寿命が男性に比べて女性の方が短いようです。

 

歯を失う原因の90%以上が歯周病とむし歯です。

医療全体が予防に重心を置いている昨今、歯科でも予防歯科は重要です。

歯科医院における定期的なチェックやクリーニングと併せて

ご自身による家庭での日々のケアが重要です。

 

歯の磨き方は小さい頃に聞いたけど改めて聞いてみたい方や

歯ブラシ以外の補助器具の使い方、よく分からないな、、、

などといったお悩みは担当衛生士までご相談ください。

 

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