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癌と肉腫のちがい

「がん」と「癌」
ひとつの病気に対してこの2種類の表記方法がある理由、みなさんご存知でしょうか

がん細胞はあらゆる場所に発生し、増殖します。もちろん卵巣や子宮も例外ではなく、しかも自覚症状が薄いまま進行しやすい特性を持っているため悪化しがちです。

まずは「がん」と「癌」の違いについて

癌と肉腫
癌も肉腫も悪性腫瘍。ひらがなの「がん」は癌、肉腫、白血病などの悪性腫瘍をさすのだそうです

上皮由来の悪性腫瘍が癌

*上皮細胞
上皮細胞とは、体表面を覆う「表皮」、管腔臓器の粘膜を構成する「上皮(狭義)」、外分泌腺を構成する「腺房細胞」や内分泌腺を構成する「腺細胞」などを総称した細胞。これら以外にも肝細胞や尿細管上皮など分泌や吸収機能を担う実質臓器の細胞も上皮

非上皮由来の悪性腫瘍が肉腫

*非上皮細胞
間質細胞(支持組織を構成する細胞)からなる細胞。骨とか脂肪、筋肉、血管など

 

ちなみに、口の中全体を口腔といいここにできるがんを総称して「口腔がん」といいます。
初期症状のうちに発見げきれば簡単な治療で治すことができ、後遺症もほとんど残ることはなく5年生存率は90%以上との報告もあります。

口腔がんの自覚症状で一番多いのが口腔内の痛みですが、痛みがでだした頃にはすでに進行しているケースが多く舌や歯肉の盛り上がり、硬いしこり、なかなか治らない口内炎などの症状には要注意です。


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