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顎の仕組みについて

私達は普段、何気なく食事や会話をしていますが、もしあごが十分に動かなかったら、食事も会話もスムーズに進みませんね。



人間のあごは実際はかなり複雑な動きをしています。

上あごの骨は、頭蓋骨にくっついて動きませんが、下あごの骨は顎関節(がくかんせつ)という関節があり動かすことができます。

耳のすぐ前に指を当てて、軽く口を動かすと、指先に丸いものが触れます。
ちょうどその部分が顎関節です。
口を開閉する時、あごを前後左右にうごかすときなど、運動の方向に応じて顎関節も違った動きをしています。


また、下あごの骨に力を加え動かしているのは、あご周辺の(そしゃく筋)という筋肉です。
口を閉じる時、そしゃく筋は下あごを引き上げるように働き、開く時は、したの方に引っ張っています。
そしゃく筋は何種類もあり、各々が緊張したりゆるんだりしながらあごの動きをコントロールしています。


日常生活の中で、あごは休む間もなく動いています。
ストレスで無意識にあごを噛み締めたり、仕事に集中してあごに負担をかける姿勢を続けていないか、ちょっと見直してみませんか?


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