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舌苔

皆さんは、自分の舌を見た事がありますか?
舌の表面に存在している先の尖った「糸状乳頭」と呼ばれる突起があります。その先端が2〜3本に枝分かれすることもあり、苔のように見えます。
苔に見えるほど細かくなっているのは、物をなめるときに役に立つと考えられているからです。正式な名前は、舌に生えた苔のように見えるため、「舌苔(ゼッタイ)」と呼ばれています。

舌は古来から東洋医学などで、全身の健康状態を診断する重要なポイントの1つとされています。これらは「舌診」と呼ばれ、舌の全体の形や色つや、そして舌苔の状態、舌の裏の血管の状態などを総合的に観察して、健康状態を把握するというものです。特に上部消化器官との関連が深いと言われています。ちなみに正常の状態では、薄く白い苔のように見えます。
・舌苔の量が多い
胃や腸などに何らかの症状がある。舌の本体が見えないほど、大量の舌苔がある場合には、症状が重いことをあらわしています。


・舌苔がまったくない
一見健康そうですが、これは異常です。体の水分が少ない、栄養不足といった状態を表しています。


・舌苔が黄色い
熱がある、水分が不足している、胃腸が弱っているなどの状態を示すことがあります。


・舌苔が黒い
舌苔が黄色い状態より、さらに症状が進行していると考えられる。


実際の舌診では、舌苔のほかにも、舌の形や色のさまざまな組み合わせを総合的に判断して、体調を判断するようです。皆さんも風邪をひいて、熱が出たときなど、鏡で舌を見ると色や形、舌苔の状態が普段の状態と違うのが判ると思います。

歯磨き時に舌もブラッシングしたら今日の状態を観察するのもよいですね。


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