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歯間

食後になると歯の間に入った食べ物を、楊枝で取り除いている方、いらっしゃいませんか? どうして物が挟まってしまうのか? そしてそのままにしておくと様々な問題を引き起こすことをご存知でしょうか。

一般的に歯と歯の間に物が挟まり易い場合には、次のような場合です。

・歯と歯の間に虫歯がある
歯と歯の間に虫歯があると、虫歯の穴に食物が引っかかり挟まり易くなります。

・歯と歯の間に隙間がある
虫歯はないのに歯と歯の間に物が挟まるような場合は、歯と歯の間に隙間(0.1〜3ミリ程度)がある場合は物が挟まりやすくなります。咬み合わせが原因で、歯が少しずつ移動して、隙間ができてくる場合もあります。


・歯と歯に段差があるとき
歯の咬む面が周りの歯より、一段高くなっていたり、低くなっていたり歯並びに段差があると、物がはさまりやすくなることがあります。

物が挟まるには適度な間隔が必要で、あまり大きな間隔になると逆に挟まらなくなってきます。食べ物でよく挟まりやすいのは、肉や野菜の繊維質が中心です。また歯の形態によっても挟まり易い場合があります。

こういった物のつまり、ほっておくと歯周病の急激な進行・コンタクト部の虫歯などの原因となります。
また、歯と歯の間につまった時の取り除き方にも注意が必要です。
爪楊枝など使ってしまいがちですが、謝って歯茎を傷つけてしまったり、さらに汚れを歯周ポケットに押し込んでしまう原因となりかねません。

糸ようじ(フロス)や歯間ブラシを用いて汚れを掻き出して頂くことが1番安全で効果的です。


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